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山本浩一

ダンス&プレイ !

1月24日(金)のピヨ卵・「出動!なま中」は
上山明新館高校吹奏楽部を紹介しました!
中継場所の教室に着くと、黒板には・・・。

ピヨちゃんや上山明新館高校のキャラクター
「めいのすけ」君と共に描かれ、目を引いたのは
「6」の文字。
卒業間近の3年生が学校に来るのは残り6日。
後輩たちと一緒に人前で演奏するのはこれが最後、
というタイミングでの中継となりました。

明新館高校の吹奏楽部は、2年前には県の大会で
銅賞を受賞。昨年度は銀賞、そして、今年度は
金賞に輝くなど演奏の実力は折り紙付き。

しかし、部員数が少なく、この日の中継に
集まってくれたのは3年生を含めて10人。
部員数の少なさは、一人で複数の楽器を演奏
できるようにするなどしてカバーしています。
中継の打ち合わせでは、皆で意見を出し合い、
きびきびと柔軟に対応してくれました。

実は、上山明新館高校吹奏部の特徴は、その人数の
少なさをいかした「ダンプレ=ダンス&プレイ」と
言う踊りと演奏を組み合わせたパフォーマンス!

ダンプレの発祥は北海道の池田高校。
明新館高校吹奏楽部顧問の本田礼先生が繋がりを
持っていることもあって取り入れたそうで、
県内の高校では唯一の取り組みです。

マーチングと違って決まりごとがないため、
振り付けは自分たちで自由に考えることができ、
ステップにキック、ターンも!
聞き馴染みのあるJ-POPやアニメの主題歌など
4曲を披露してくれました!

マウスピースを口にし、踊りながら演奏するのは
相当、難しいはずですが、それをキレッキレで
できるようになるにはかなりの練習を積んだはず。
激しい動きで口に傷はできないのか尋ねると、
「傷は大丈夫だけど、口内炎の時の練習が大変」
とは3年生の生徒。
それを聞いたみんなが大きく頷いていました。

息の合った見事な演奏とダンス、
間近で見ていて本当にカッコよかった!
3年生は間もなく卒業を迎えますが、自信を持って
次のステージに進んで欲しいと思います。
少人数を魅力に変え、見事なパフォーマンスを
見せてくれた上山明新館高校吹奏楽部。
今後の活躍に注目です!

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