佐塚崇恭
イタリア旅行記2~花の都・フィレンツェ編~
先日、1年4か月ぶりにブログを更新したところ、
山本浩一アナウンサーから
「やったね!」と声を掛けられ、
青山アナウンサーから
「ありがとうございます」と頭を下げられ
より強く罪悪感を感じたため、本日、
早々に続編の更新に漕ぎつけました。
人を動かすのは、叱責ではなく、優しさですね。
(これまでの更新頻度を深く反省しています)
さて、今回は、前回の記事の続編になります。
前回記事をまだ読んでいないという方は、
よければ合わせて読んでいただけると嬉しいです。
「イタリア旅行記1~水の都・ヴェネツィア編~」
https://www.ybc.co.jp/satukatakayuki/satukatakayuki-331932/
初日のヴェネツィア観光を終え、
本島のホテルに宿泊。
疲れのためか、ここ1年で一番深い眠りにつき、
(睡眠管理アプリを使っているので、
眠りの深さが分かります)
翌朝、目が覚めるとホテルの外に広がる水の都。
こんな贅沢な体験をしたのは人生でも指折りです。
しかし、今回は行程盛りだくさんのツアー。
7時朝食、8時出発のスケジュールで
バスへ乗り込みます。
ヴェネツィアからフィレンツェまでは
バスで4時間。
現地のドライバーさんのことを、
添乗員さんが親しみを込めて
「ドラちゃん」と呼んでいました。
ひみつ道具の代わりに、運転席の冷蔵庫から
ペットボトルの水を取り出して、
1本1ユーロで売ってくれます。
フィレンツェの旧市街の中は
バスが入れないので、
到着後は、少し離れた場所から
昼食のお店までひたすら歩く!
素敵な教会の横を通り抜けましたが、
名前も分かりません。
路地の写真を撮るのが好きです。
この地に暮らす人々、
そして観光客がせわしなく行き交います。
「前菜」でパスタが登場。
前菜で……?パスタ……?
真昼間からワインを飲めるという
贅沢を味わうため
お酒も弱いしワインも詳しくないくせに
一杯ひっかけます。
イタリアで出てくるパンは
もれなく固かったのですが、
これはたまたまなのか、
それともこれが普通なのか……?
日本のあったか柔らかいパンが恋しくなります。
フィレンツェと言えばビステッカ(ステーキ)!
付け合わせのポテトは、
店員さんが後からボウルごと持ってきて
それぞれのお皿に乱雑に置いていきました。
(写真を撮るために、
自分でちょっと整えました)
添乗員さん曰く、イタリアではそんなに
盛り付けにこだわらないようです
昼食後は、ウフィツィ美術館へ!
館内は写真撮影OKでしたが、
念のため掲載は控えておこうと思います。
ボッティチェリの『プリマヴェーラ』や
『ヴィーナスの誕生』など
教科書で見るような
名画の数々に圧倒されました。
私は美術について
造詣が深いわけではありませんが、
油彩画を至近距離で観察して、
筆使いを感じることが好きです。
ちなみに「ウフィツィ」は
「オフィス」の語源になった言葉だそうです。
ウフィツィ美術館は、
ヴェッキオ橋をカメラに収めるには
うってつけの写真スポットです。
今度機会があれば、実際に橋を渡って
ショッピングを楽しんでみたいなと思います。
「街全体が美術館」
「屋根のない美術館」と称される
フィレンツェの中心にあるのが、
シニョーリア広場。
いくつもの像に囲まれながらそびえ立つのが
こちらのヴェッキオ宮殿です。
現在でも市庁舎として使われているとのこと。
それにしてもすごい人の数で、添乗員さんからは
「スリ注意」の声掛けがありました。
レプッブリカ広場を横目に次の目的地へ。
広場にメリーゴランドがあるなんて素敵です。
サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂。
「ドゥオモ(大聖堂)」の名前が
よく知られているでしょうか。
フィレンツェのシンボルともいえる、
この日のハイライトです。
どこから写真を撮るかによって、
まったく表情が違いますね。
とにかく大きくて、
周囲を歩くだけでも大変です。
上まで登ろうとすると、
かなりの段数あるそうで、
今回のツアーに組み込まれていなかったことに
感謝しました。
帰りは、高台にあるミケランジェロ広場を経由。
左手にはヴェッキオ橋、
中央にはヴェッキオ宮殿、
右手にはドゥオモ大聖堂と、
1日かけて観光してきた
フィレンツェの旧市街を一望できました。
オレンジ屋根の街並みは、
今でも強く印象に残っています。
今回も最後まで読んでいただき、
ありがとうございました。
お決まりのダビデ像のポーズでお別れです。
イタリア旅行記連載企画は、
全5回を予定しています。
次回はポンペイ編です。