
最新アーカイブ:サツマイモの旬は今!尾花沢発・期間限定スイーツ「焼き干し芋」【2025年3月放送】
2024年度最後のグルメは
尾花沢市の株式会社KIUEMON(きうえもん)西塚孝也さんが手掛ける
「焼き干し芋」

収穫後にじっくり熟成させ、甘みを最高潮に引き出した「紅はるか」のみを使った、
知る人ぞ知る期間限定スイーツです!
シンプルながら洗練されたパッケージから出てきたのは
素朴な見た目…スティック状のサツマイモ。
パックから出すのが大変なほど、しっとり、ねっとり、やわらか!

見てくださいこの輝き・・・!
スタジオ中にサツマイモ特有の甘い香りと、焼き芋のような香ばしい風味が広がります
一口食べれば この表情…

上品な甘さと滑らかな食感がたまらない・・・!
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実は収穫したばかりのサツマイモはあまり甘くないのだそう。
甘くするには、収穫後に低温で保管し、でんぷんを糖に変える熟成期間が必要なんですが
その期間、およそ100日!
だから、西塚さんいわく、「サツマイモの旬は今」 なんだとか。

KIUEMONでは、大型の低温貯蔵庫を使い適切な温度で100日以上かけ、じっくりと甘みを引き出しています
一つ食べると、またもう一つ・・・と手が止まらなくなるおいしさ。
陣内さんも、この笑顔!

ところで、なぜ「焼き干し芋」という名前なのか?
通常、干し芋は蒸した芋を干して作りますが、こちらは焼いた芋を干して作っているんです。
では、なぜ焼くかというと…蒸すよりも、紅はるかの甘さ・柔らかさを引き出せるから!
低い温度でじっくり焼くことで熟成して甘くなった芋が、
さらに甘く!しっとり!仕上がるんです。
また、焼くことで香りもつきアクセントに…
香ばしい香りと滑らかな舌触りはまるで高級キャラメルのよう!
噛めば噛むほど幸せが口の中に広がります…

干し芋の生産量日本一・茨城県で13年間肥料のメーカーに勤務していた西塚さん。
実家のある尾花沢に戻ってきてサツマイモの栽培を始めました。
現在の作付面積は3ヘクタール、収穫量60トン、県内ではかなり多いそうです。
サツマイモといえば、九州や茨城など暖かい地域で育つイメージですが
雪国山形、しかも豪雪地帯の尾花沢では生育が気になるところ。
実は紅はるかのようなしっとり系の芋の特徴は、寒冷地の方がより引き出されるのだそう。
雪が降る前に収穫を終わらせなければいけないことはネックとのことですが
尾花沢の気候があればこそ、の滑らかさ・甘さなんですね。
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商品のアイディア、作り方、洗練されたパッケージ…
これらは人との出会いに恵まれたことも大きかったとか。
紹介を通じ偶然出会った人が偶然にも、西塚さんと「同い年」
一気に打ち解け、アイディアが活発に交換され「焼き干し芋」が今のカタチに…

様々な出会いを経て生まれた「焼き干し芋」は
令和6年度山形のうまいもの「ファインフードコンテスト」で「山形農林水産部長賞」
菓子部門最優秀賞 パッケージデザイン賞に
パッケージはエクセレントデザイン賞にも輝きました!
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【株式会社KIUEMONの焼き干し芋】
販売は期間限定 今年は3月いっぱいが目安で無くなり次第終了!
ECサイト「山形うまいず」にて
250グラム入り2袋で 3580円です。