プレスリリース
YBC山形放送
東北福祉大学が実施する「VR技術と心理学的手法を用いた観光地域づくり」 に研究協力
山形放送株式会社は、東北福祉大学が実施する「VR(バーチャルリアリティ)技術と心理学的手法を用いた観光地域づくり」の研究に協力することになりました。
東北福祉大学の柴田理瑛助教と平泉拓助教は、「VR技術と心理学的手法を用いた観光地域づくり」というテーマで、2017年8月より研究を開始しています。この研究は、観光者だけでなく地域住民の観光に対するニードを考慮した、時間や空間の制約を受けにくい新たな観光地域づくりについて、心理学的な視点で実証しようというものです。観光地域づくりに心理学とVR技術を結びつけた研究は極めて先進的であり、世界的にもほとんど見られません。山形放送はこれに賛同し、これまでテレビ・ラジオの分野で培ってきた地域の観光資源に関する情報と、今年度開始したVR事業のサービスを提供すると共に、研究にも協力してまいります。
昨今、日本の観光立国を実現する新たな「観光立国推進基本計画」が閣議決定されるなど、日本の成長戦略の柱として国内観光と国際観光の拡大・充実が図られています。また、近年のVR技術の発展もあいまって、観光庁はVRを活用した観光推進に乗り出しています。
本研究は、観光地域づくりを新たな視点で学術的に捉えたものであり、将来的には地域の発展に資するものであると考えられます。
山形放送は本研究を通して地域の活性化とVR技術の発展に貢献してまいります。
本件に関するお問い合わせ先
山形放送株式会社 営業局 イノベーション事業部
TEL 023-664-0197(直通)