ものづくり応援ウィーク2025
新電力開発株式会社
新電力開発株式会社
- 坂口大樹(さかぐちひろき)さん 東京大学理科一類卒業 2011年卒
貴社について教えてください
新電力開発株式会社は、木質バイオマス発電を通じて地域のエネルギーを支える会社です。森林資源を活用し、持続可能な社会を目指しています。現在、福島県平田村で発電所を運営し、今年6月には山形県米沢市に約10,000世帯分の電力を供給する新たなバイオマス発電所が完成します。来年から本格稼働し、地域のエネルギー自給と森林の再生に貢献していきます。
貴社の製品や活動は、どんな事に役に立っているか教えて下さい。
再生可能な森林資源を活用し、持続可能なエネルギー供給を実現しています。間伐材や廃材を利用することで、森林の健全な管理にも貢献。さらに、地域の雇用を生み出し、植林を通じて地球温暖化防止にも貢献しています。エネルギー供給だけでなく、環境保全と経済のバランスを取ることが私たちの使命です。
貴社自慢の技術や「ものづくり」の魅力を教えて下さい。
発電の燃料となる木材チップは生き物です。時期や天気によって燃え方や発生するエネルギーが変わるため、石油と違い、経験や現場対応力が求められます。常に変化に適応しながら最適な発電を行う、問題解決が好きな人には最高の仕事です。挑戦し続けるからこそ、やりがいがあり、成長できます。
ご自身が高校生の時に学んで、社会や今の会社で役に立っていると感じる事
高校時代は柔道部と勉強に明け暮れました。でも、何よりも大切だったのは、強い好奇心と行動力、そして「世界を変えたい」という思いです。このチャレンジ精神が、今の仕事でも役立っています。どんな道に進んでも、自分から動くことが大事です。
未来を担う高校生に、応援メッセージをお願いします。
急速な社会の変化の中で柔軟に生きていくために、自ら学んで、自ら考えて、そして自らの責任の下で自分の進む道を意思決定できるそんな人になってほしいなと思います。自らの人生を切り開く勇気をもって頑張ってください。応援しています。