番組審議会だより
第604回 山形放送番組審議会
開催日時
令和6年6月17日(月)
開催場所
山形放送本社 山形メディアタワー
(リアル/リモート/リポート参加のハイブリッド開催)
出席委員
髙橋 幸司委員長
峯田 益宏副委員長
屋代 敏博委員
かめおか あきこ委員(※1)
吉野 優美委員
伊藤 麻衣子委員(※1)
髙橋 慶多委員
(※1)リモート参加 /(※2)リポート参加
議事
番組合評 テレビ番組
「勝ち組」~消滅危機のマチが向かう道~
≪5月25日(土)25:30~26:20放送≫
▼人口4,000人余り、ほぼ2人に1人が高齢者で消滅可能性自治体の一つに数えられる山形県西川町。ふるさとの未来を憂い、2年前に初当選したのは政治経験ゼロの元国家公務員・菅野大志(かんのだいし)(45)だった。町長が見据える“未来”の幸せと住民が望む“いま”の幸せ、2つの視点がすれ違う中、さまざまなひずみが生まれ始めている。相互の視点から地方の現状を描く。民間放送連盟賞テレビ報道部門出品作品。
議事の概要
板垣社長の挨拶のあと、社側から「視聴率調査の結果」「視聴者の声」「今後のテレビ&ラジオの自社制作番組と編成」についての報告があった。次にYBCのテレビ番組『「勝ち組」~消滅危機のマチが向かう道~』の制作担当者から番組の企画意図などの説明のあと、番組の合評を行なった。
委員からは「高齢化が進む町の若い町長が、町の存続のためにタブレットを配ったりキャッシュレス化に取り組んだりと新しいことを取り入れ奮闘している様子が伝わってきた」「町長の新しい取り組みを紹介するだけでなく、それに反対する声も紹介していたのは良かった」「放送時間が深夜だったので、多くの人に見てもらえる時間帯に再放送してほしい」といった意見が出された。
一方、タイトルの“勝ち組”という言葉について「人口減少の問題や、自治体が交付金を取れるか取れないかということを“勝ち”や “負け”でとらえることに違和感を持った」という意見が出された。
令和6年度山形放送番組審議会委員
委員長 | 髙橋 幸司 | 山形大学名誉教授 |
副委員長 | 峯田 益宏 | (株)山形新聞社 取締役編集局長 |
委 員 | 武田 良和 | (株)ジョイン 代表取締役 |
委 員 | 屋代 敏博 | 写真家・ 東北芸術工科大学映像学科教授 |
委 員 | かめおか あきこ | 絵本作家 |
委 員 | 吉野 優美 | 一般社団法人 最上のくらし舎 代表理事 |
委 員 | 伊藤 麻衣子 | 合同会社 work life shift 代表 |
委 員 | 髙橋 慶多 | 山形青年会議所 2024年度理事長・遠藤設備建設(株)常務取締役 |
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