• 情熱市場
  • 山形新聞

番組審議会だより

第590回 山形放送番組審議会

開催日時

令和5年2月20日(月)

開催場所

山形放送本社 山形メディアタワー
(新型コロナウイルス感染防止のため、リアル/リモート/リポート参加のハイブリッド開催)

出席委員

髙橋幸司委員長
峯田益宏副委員長
朝田 徹委員
佐藤香奈子委員(※2)
髙橋一枝委員
武田良和委員
屋代敏博委員(※1)
かめおかあきこ委員(※1)
吉田 昌平委員
(※1)リモート参加 /(※2)リポート参加

議事

番組合評 テレビ番組
『イマドキュ…でも、あきらめられない~夢はバリアを越えて~』
<2022年11月27日(日)16:25~16:55 放送>

▼全身の筋肉が次第に衰えていく難病「筋ジストロフィー」を患う男性。一度は断たれた自動車整備士の夢。しかし男性は再起し、障がい者が自動車整備の仕事を学べる全国初の施設を設立した。全国で就労支援施設は約3,000件、利用者は4万人。障がい者就労は内職が多く、必ずしもやりたい仕事ができているわけではなかった。そうした現状の中、障がいがあっても夢を諦めずにチャレンジを続ける姿を追う。

議事の概要

 板垣社長の挨拶の後、社側からは「視聴率調査の結果」「視聴者の声」「今後のテレビ&ラジオの自社制作番組と編成」についての報告があった。次にYBCのテレビ番組『イマドキュ…でも、あきらめられない~夢はバリアを越えて~』の制作担当者から番組の企画意図などの説明のあと、番組の合評を行なった。
 委員からは「インタビューでは聞きにくいと思われることも聞いていて、7年にわたる取材で、取材する側とされる側の信頼関係ができていると感じた」「障がい者就労支援施設をつくるという加藤さんの活動を伝えることによって、障がいを持ったほかの方たちも夢を持ち続けられるのではないか」「障がいを持った方が身近にいないのでどう対応していいかなどが分からず、自分の心に壁ができていると感じていたが、こういう番組によってそれもなくなっていくのではないかと思った」といった意見が出された。
 一方、「バリアフリー観光と就労施設の両方をうまく説明しようとしていたため盛りだくさんになってしまい、どっちつかずになっているような感じもした」という意見もあった。

令和4年度山形放送番組審議会委員

委員長髙橋 幸司山形大学名誉教授
副委員長峯田  益宏(株)山形新聞社 取締役編集局長
委 員朝田 徹篠田総合病院総合医局長・外科医長
佐藤 香奈子NPO法人「元気王国」理事長・(有)とがしスポーツ 代表取締役社長
髙橋  一枝一般社団法人とらいあ専務理事・新庄市立図書館館長
武田 良和(株)ジョイン 代表取締役
屋代 敏博写真家・ 東北芸術工科大学映像学科准教授
かめおか あきこ絵本作家
吉田 昌平山形青年会議所 直前理事長 ・(株)吉田 代表取締役社長