今回紹介したのは、新庄市の菓子店・Curio（キュリオ）の「雪ばななケーキ」。
戸沢村で栽培されている話題のバナナ、「雪ばなな」を使用した菓子だ。
Ｃｕｒｉｏの代表、武田秀勝さんと電話を繋ぎ、商品の魅力や開発への思いをうかがった。

いただいた相内アナは
「口あたりしっとり。バナナ本来の自然な甘みが感じられる！」
「雪ばなな」は、ハウスで温泉の熱を利用し、農薬を使わずに育てている。ケーキの中の黒い部分はバナナの皮。
農薬を使わずに育てているからこそ皮まで使えるのだという。
いつも地元の食材をできるだけ使うようにし、地域が盛り上がるきっかけになればと考えている武田さん。
ＪＡの方から雪ばななを紹介され、これを使って菓子を作りたいと思ったという。夏には雪ばななシェイクを販売したが、焼き菓子もできるのではと、約半年かけて開発した。

できるだけ雪ばななの味を邪魔しないよう、材料の中から強い味を削るようにしている。通常、フルーツを焼き菓子に使う時は、糖で漬けたり乾燥させたり、日持ちをさせるための加工をするが、今回はあまりそういった工程もしていない。

ちなみに「雪ばなな」とは戸沢村で栽培しているバナナの総称。
品種の違う雪ばななの味の変化も楽しんでほしいという武田さん。
そういった品種の違いを感じることができるのも、雪ばななの味を邪魔しないように作っている武田さんのこだわり
故だ。
菓子で地域を盛り上げたいという武田さんのこだわりと想いが詰まった一品。近くまで行ったときは、立ち寄ってみては
いかがだろうか。

「雪ばななケーキ」税込み３０２円。
新庄市「Curio」店頭でのみ販売している。
問い合わせ先　0233-29-8711
CurioのＨＰ→　https://www.curio-sweets.jp/