新米の季節！　今回ご紹介するのは、ご飯にお勧めの「生ふりかけ」だ。

「ふりかけ」と言うと乾燥した粉末を思い浮かべる人もいるだろう。しかし、この「ふりかけ」は具材を乾燥させずに味付けしてある「生ふりかけ」、しかも、山形ならではの食材を使っている。その名も、

「山形牛入りそぼろと青菜漬けの生ふりかけ」

　山形牛と青菜漬けが「ふりかけ」でコラボ！ 黒を基調に金色で縁取られた容器は、さすが、山形牛を使っているだけあって高級感があるが、１パック５５ｇ入りで、税込み４００円。手ごろな値段で購入できるのも魅力だ。

　ふたを開けると、山形牛のそぼろと、青菜漬け、食感をよくするために白ごまや細かく刻んだ人参も入っていて色も鮮やかだ。県産のつや姫にのせて試食した。

與門リポーター「美味しい！青菜漬けのシャキシャキ感！しょうゆベースのだしの味、山形牛のうまみ、香り！ご飯に合わないわけがない！！」

山本アナ「食感いいですね！牛肉のそぼろのうまみ、ゴマも効いているし、シャキシャキしていてご飯がすすむ！」

　実は、そぼろに使用している山形牛の比率は１５％ほど。山形牛は脂身が多く、肉の割合が少ないため、ご飯と合わせずらくならないよう、あまり多くは入れ過ぎないようにしているそうだ。開発まで約１年、山形牛そぼろと野菜の比率を何度も変えて作り直し、あまり漬け物を食べない人でも食べられるよう味付けを工夫した。山形市の渡辺近七商店に製造を委託しており、牛肉を扱うプロと漬物を扱うプロが手を組んだ商品でもある。

　そのままご飯にふりかけても良いが、TKG（卵かけご飯）やお茶漬けもお勧め。さらに、この生ふりかけには味がついているので、卵２～３個にこの生ふりかけをそのまま入れるだけの卵焼きも美味しい食べ方だ。

與門リポーター「ご飯にはもちろん、ビールのおつまみに最高！いろどりがきれいで食卓が華やかに！」

　誰もが知っている食材を組み合わせ、新たなアプローチで商品開発を手掛けた東門。今後も軸はぶれずに、山形や東北の食材を使った商品を開発していきたいという。

　全国放送のテレビ番組などで紹介された後、しばらく入手困難な時期があったが、今では手に入れやすくなってきた。

寒河江市の料亭・東門の「山形牛入りそぼろと青菜漬けの生ふりかけ」は、

寒河江市のチェリーランド
山形市のグッと山形
ヨークベニマルでは、山形市の南館店など、一部の店舗で取り扱っている。