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青山友紀

着物のこと。

子どもの頃、着物は嫌いでした。

昭和58年、7歳のお正月

この憮然とした顔がすべてを物語っています。

体を縛られているような窮屈さ、いつもと違う見慣れない髪型、ほんのりとした化粧も、すべてが嫌でした。

でも、不惑の歳を過ぎ茶道を習い始めたのをきっかけに着物を着るようになったら、その奥深さにすっかり魅せられています。

4年前のクリスマスイブは、着物で山響を聴きに行ったなぁ。

少々裄が足りずカッコ悪いです。

そして、今年最後の着物はこちら。

12月23日、山形市・清風荘にて

帯締めの中心がずれとる!襟の出し方、衣紋の抜きもいまいち、髪型もあか抜けてない…。挙げればきりがないほどアラがありすぎて恥ずかしい💦

しかし!

その恥ずかしさこそが上達するために必須で、次は絶対ここを克服しよう、気をつけて着よう!と心に誓うんです。ただやっぱり完璧にはできないのですが。三つ子の魂とはよく言ったもので、そうそう変われないんですよね。

そんなわけで、わたしにとって着物を着ることは、すべてに通ずることをあらためて学ぶ時間です。

「とにかく何度も何度も着ることが大事。」という先生の言葉を胸に、新年もたくさん着物を着ようと思います!

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