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番組審議会だより

第585回 山形放送番組審議会

開催日時

令和4年7月19日(火)

開催場所

山形放送本社 山形メディアタワー
(新型コロナウイルス感染防止のため、リアル/リモート/リポート参加のハイブリッド開催)

出席委員

髙橋幸司委員長
峯田益宏副委員長
朝田 徹委員
佐藤香奈子委員(※2)
髙橋一枝委員(※1)
屋代敏博委員(※1)
かめおかあきこ委員(※1)
吉田 昌平委員(※1)
(※1)リモート参加 /(※2)リポート参加

議事

番組合評 ラジオ番組
『鉄格子に顔押しつけて ~21枚に刻み込んだ“抵抗”~』
<5月29日(日)19:00~19:55放送>

▼治安維持法によって逮捕され投獄の末に病死した鶴岡市出身の言語学者、斎藤秀一。彼の非業の生涯を、証言や資料とともに紹介。獄中で書いた詩などから、彼が伝えたかったことを探る。彼の生涯を朗読劇にして上演した地元の若者たちにも取材し、彼らがどう感じたかを追った。

議事の概要

  板垣社長の挨拶の後、YBCのラジオ番組『鉄格子に顔押しつけて ~21枚に刻み込んだ“抵抗”~』の制作担当者から番組の企画意図などについて説明のあと番組を合評した。
 委員からは「斎藤秀一のことはまったく知らなかったので、彼の存在を知ることができただけでも良かったし、この番組で取り上げたことで、信念を持って生きた斎藤秀一やその親族の方たちが報われたのではないか」「間違ったことはしていないのに、時代のせいで投獄されるというようなことが今も世界では起きているという現実を改めて突き付けられた思いだ」「ラジオをじっくり聴くということがなかなかないので、今回のように重いテーマの番組を集中して聴く機会はとても貴重な経験だった」といった意見が出された。
 また「番組を通して視聴者に何を感じてほしいのかを明確にしたほうが制作意図が伝わるのかもしれないと感じた」という意見もあった。
 番組を合評した後、社側から「視聴率調査の結果」「視聴者の声」「今後のテレビ&ラジオの自社制作番組と編成」についての報告があった。

令和4年度山形放送番組審議会委員

委員長髙橋 幸司山形大学名誉教授
副委員長峯田  益宏(株)山形新聞社 取締役編集局長
委 員朝田 徹篠田総合病院総合医局長・外科医長
佐藤 香奈子NPO法人「元気王国」理事長・(有)とがしスポーツ 代表取締役社長
髙橋  一枝一般社団法人とらいあ専務理事・新庄市立図書館館長
武田 良和(株)ジョイン 代表取締役
屋代 敏博写真家・ 東北芸術工科大学映像学科准教授
かめおか あきこ絵本作家
吉田 昌平山形青年会議所2022年度理事長 ・(株)吉田 代表取締役社長