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番組審議会だより

第610回 山形放送番組審議会

開催日

令和7(2025)年2月17日(月)

開催場所

山形放送本社 山形メディアタワー
(リアル/リモート/リポート参加のハイブリッド開催)

出席委員

髙橋 幸司委員長
峯田 益宏副委員長(※2)
武田 良和委員(※2)
屋代 敏博委員(※1)
かめおか あきこ委員(※1)
吉野 優美委員(※2)
伊藤 麻衣子委員(※2)
髙橋 慶多委員
(※1)リモート参加 /(※2)リポート参加

議事

番組合評 テレビ番組
『ピヨ卵ワイド 特集「妻は認知症です」』(2回シリーズ)
 ≪(1回目)2024年9月11日放送、(2回目)2024年10月31日放送≫

▼認知症になった妻と介護する夫の生活に密着。2016年に妻が認知症と診断され、現在は、家事や身の回りの世話などは全て夫が担っている。認知症介護の知られざる苦労と、現状を受け止め、前を向いて歩こうとする夫婦の姿を追った。

議事の概要

 板垣社長の挨拶のあと、社側から「視聴率調査の結果」「視聴者の声」「今後のテレビ&ラジオの自社制作番組と編成についての報告があった。続いて、YBCのテレビ番組『ピヨ卵ワイド 特集「妻は認知症です」』の制作担当者から番組の企画意図などの説明のあと、番組の合評をおこなった。
 委員からは「家族や自分が認知症になったとき家庭や家族はどうなるのか、自分事として捉えていかなければならない現実であることを痛感し、考えるきっかけになった」「変わっていく家族を理解して受け入れていくことの難しさを知ることができた」「土田さん夫妻の姿は認知症に向かい合う一つの理想のかたちだと思った」といった意見が出された。
 一方、「認知症に関して生活資金や医療費用を支援する公的制度があるのか、年金のみでやり繰りしているのかなど、家計の面について言及があれば良かった」「土田さんご夫妻は周囲の仲間達の支えがあり、介護する側の心的負担が軽減されているように感じたが、そうではないケースについても取材してほしい」という意見も出された。


令和6年度山形放送番組審議会委員

委員長髙橋 幸司山形大学名誉教授
副委員長峯田  益宏(株)山形新聞社 取締役編集局長
委 員武田 良和(株)ジョイン 代表取締役
委 員屋代 敏博写真家・ 東北芸術工科大学映像学科教授
委 員かめおか あきこ絵本作家
委 員吉野 優美一般社団法人 最上のくらし舎 代表理事
委 員伊藤 麻衣子合同会社 work life shift 代表
委 員髙橋 慶多山形青年会議所 2024年度直前理事長・遠藤設備建設(株)常務取締役