佐塚崇恭
生成AIに課金を始めた話
先日、ラジオでも少し話しましたが、
最近、生成AIに課金を始めました。
月額22ドル(3000円くらい)ですので、
決して安くはない金額です。

生成AIとは、大量のデータを学習し、
文章や画像、音声などを生成できる
人工知能のことです。
例えば、文章を要約したり、
質問に答えたり、画像を作成したりと、
さまざまな用途に活用されており、
上の画像も、
生成AIにこのブログ記事を読み込ませて
イメージを作ってもらったものです。
世界で4億人が使っていると
言われる「ChatGPT」や、
最近ニュースにもなった、
中国の企業が廉価で開発した
「DeepSeek」など、
名前を聞いたことがある方も
多いと思いますし、
今の時代、すでに使いこなしている方も
いらっしゃるのではと思います。
最初は「試しに使ってみようかな」
くらいの気持ちでした。
そもそも無課金でもそれなりに使えますし、
アナウンサーの仕事に
どのくらい生かせるかも想像がつかず、
「課金までは必要ない」という結論に
なるのではないかと予想していました。
ところが、使い始めてみると、
その便利さに驚かされました。
ちょっとした調べ物から、メールの返信、
議事録の要約、原稿作成まで、
どんな場面でも役に立ちます。
クリック一つで、
相手の名前や肩書を判別して、
宛名から署名まで、
自分が書くよりも上手いメール返信を
書かれた時には驚きましたし、
30分あるミーティングの
録音の書き起こしを、
ものの数秒で正確に要約してくれた時には、
感動で思わず感謝の言葉を
打ち込んだくらいです(機械相手なのに)。
単純に私の作業時間の短縮に
つながっていることはもちろん、
優先度が低いのに、ある程度思考時間を
使わなくてはいけないタスクも
代わりに考えてもらえますし、
時には私よりも高いクオリティで
仕事をしてくれるので、
もう無課金には戻れないなと思っています。
発表当初は
「ネット上の誤情報を集めてしまうし、
生成する文章も不自然」
というイメージもあったかと思いますが、
あの時とは比べ物にならないくらい、
飛躍的に進化していると感じます。
毎週毎週、生成AI関連の新しいニュースが
流れてきて、話題にも事欠きません。
当初は一か月ぐらいで解約、
と考えていた私ですが、
これからも月額22ドルを
払い続けることになりそうです。
ところで、この文章、
私が一人で書き上げた文章でしょうか。
それとも、生成AIに執筆を
手伝ってもらったものでしょうか……?