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番組審議会だより

第608回 山形放送番組審議会

開催日時

令和6年11月18日(月)

開催場所

山形放送本社 山形メディアタワー
(リアル/リモート/リポート参加のハイブリッド開催)

出席委員

髙橋 幸司委員長
峯田 益宏副委員長(※2)
屋代 敏博委員(※1)
かめおか あきこ委員(※1)
吉野 優美委員(※1)
伊藤 麻衣子委員
髙橋 慶多委員
(※1)リモート参加 /(※2)リポート参加

議事

番組合評 テレビ番組
YBC news every.『緊急報告・豪雨被害の現場から』2篇
(1)8月5日放送【停電、断水続く…酒田の甚大被害】篇
(2)8月6日放送【水害はなぜ繰り返されたか 戸沢村蔵岡】篇

▼山形放送報道部では、7月25日から26日にかけて県内を襲った記録的な大雨による被害の実情について、発災から10日余りが経過したタイミングで、特に深刻な被害に見舞われた庄内と最上地方の現場の状況などを緊急リポートの特集として編集し放送。夕方ニュース「YBC news every.」のなかで8月5日から8日まで計4回のシリーズ企画として県民に伝えた。4回の特集テーマは以下のように設定し、その内2篇を合評した。
 (1)8/5(月)停電、断水続く…酒田の甚大被害
 (2) 6(火)水害はなぜ繰り返されたか 戸沢村蔵岡
 (3) 7(水)特産キノコや温泉地が大打撃 最上地域の深刻な傷痕
 (4) 8(木)警察官2人死亡(新庄) 悲劇の背景追う

議事の概要

 板垣社長の挨拶のあと、社側から「視聴率調査の結果」「視聴者の声」「今後のテレビ&ラジオの自社制作番組と編成についての報告があった。続いて、YBCのテレビ番組【YBC news every.『緊急報告・豪雨災害の現場から』】の制作担当者から番組の企画意図などの説明のあと、番組の合評をおこなった。
 委員からは「実際の現地の映像や被災された方たちの話から、人の手ではどうしようもできない、まずは重機の力が必要だということがよくわかった」「専門家の話やイラストを使っての説明で、今回の氾濫は2018年の時とは違う状況だったということがよくわかった」「復興にはまだまだ時間がかかると思うが、時間が経つにつれて現場の情報が少なくなっていくので、復旧の推移はもちろんその後の住民の方々の暮らしなどについても継続して取材し伝えていってほしい」といった意見が出された。
 また、「ボランティアが不足しているという話も聞くので、そういった情報も入れてもいいと思う」という意見も出された。


令和6年度山形放送番組審議会委員

委員長髙橋 幸司山形大学名誉教授
副委員長峯田  益宏(株)山形新聞社 取締役編集局長
委 員武田 良和(株)ジョイン 代表取締役
委 員屋代 敏博写真家・ 東北芸術工科大学映像学科教授
委 員かめおか あきこ絵本作家
委 員吉野 優美一般社団法人 最上のくらし舎 代表理事
委 員伊藤 麻衣子合同会社 work life shift 代表
委 員髙橋 慶多山形青年会議所 2024年度理事長・遠藤設備建設(株)常務取締役