山本浩一
蔵王で登山
絶景の広がる蔵王を案内していただきました!
今年の8月10日・11日に「山の日」全国大会が、山形の蔵王を主会場として東北・北海道で初めて開催されます。 やまがたサンデー5の取材で、記念登山のコースの一部となる地蔵山頂駅から御釜までを、蔵王のガイドを務める山岳インストラクターの山口勝美さんに案内していただきました!
まだ雪の残る蔵王。遠くの山々を望める素晴らしい眺めが、登山の疲れを癒してくれます!
初心者ではなかなか気付けない山のことも色々と教わりました。
山頂付近は殆ど全部が3年ほどで枯れ木に。
現在、森林管理署が稚樹の移植や発芽試験など、色々な取り組みをしていますが、再生するには長い歳月がかかるかもしれません。自然環境を守らなければ、との強い思いが自ずと沸き起こります。
登山道は、日当たりのいい所でなければ育たない高山植物にとって大事な成育場所に。
県では木や石を使って登山道を整備していますが、登山道を歩いてもらうことで、登山者がむやみに植生を荒らさないようにしているんだとか。
県境にある蔵王連峰。この日は画面右の宮城県側が雲海で覆われていて、その雲が左の山形県側に流れ落ちる「滝雲」のような光景も見られました。雲がなく、天気が良ければ、太平洋を望むこともできるんだとか。
それにしても、この日の天気は最高でした!
季節によって水量や色が変化する御釜。7月頃には、コマクサが見ごろを迎えるそうです。
車では見に行ったことがあったものの、自分の足でたどり着いた御釜の眺めは、やはり、一段と素晴らしく格別に思えました!
また、山口さんの説明で山への理解が深まり、楽しみながら心地よい汗を流せました。素晴らしいガイドをしていただき、本当に感謝です!
8月の山の日全国大会では、こうした山形の山の魅力が全国の登山愛好者に伝わってくれるといいですね。
番組はYBCの公式YOUTUBEチャンネルでご覧いただけます。
ドローンを使った映像もありますので、ぜひご覧ください!
やまがたサンデー5 6月12日放送分「山を想い、山を愛し、山と生きる。~「山の日」全国大会~」 – YouTube