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11月のテーマ「引き継ぐ人」
○11/26放送(12時台)
【11月のゲスト】
大石田にぎりばっと部 部長 橋 陽介さん  
【プロフィール】
大石田町出身。羽陽学園短期大学幼児教育科卒業。平成24年 地域おこし団体「大石田にぎりばっと部」を結成。野球部をモチーフに食を通したまちづくり活動を行っている。 大石田町でかつて食べられていた郷土料理「にぎりばっと」を復活。「大石田にぎりばっと」として県内のイベントへ出展し、大石田町をPRする活動をしている。平成26年度やまがた若者チャレンジ応援事業に採択された「大石田そばシリーズ」を企画し、そばを栽培し大石田町の魅力を感じてもらう4回シリーズで年間通した活動をしている。

メインパーソナリティー:奥山知寿子さん
11月のキーマン   :丸森 周平さん
11月のゲスト    :橋 陽介さん

「恐れず1歩踏み出そう」

【奥山】「大石田にぎりばっと」とは?
【橋】―「にぎりばっと」は大石田の郷土料理のこと。昔食べられていた蕎麦のすいとん汁のようなもの。一度滅んでしまった料理ですが、それを復活させて活動しています。蕎麦を握って、指の跡をつけるので“にぎり”。今、皆さんが一般的に食べている麺状の蕎麦は、殿さまなど偉い人への献上品だった。それを庶民がどうにか食べようとしたのが、にぎりばっとの始まり。『庶民はそばにして食べてご法度ですよ』というところから、「はっと」が訛って「ばっと」→「にぎりばっと」にという説が。しょうゆ仕立てで、ゴボウやネギなどお野菜たっぷりの鶏だしのお鍋のようなもので、子どもからお年寄りまで食べられる味。
【丸森】―最初聞いたときは、そばがきみたいな食べ方なのかなと思ったが、鍋のような感じだとまた違う魅力があると思った。

【奥山】活動のきっかけは?
【橋】―私は高校生の時から地元の踊りの団体に所属していた。若者たちが集まる交流イベントがあり、そのイベントに参加した。同年代の人と交流した時に、自分は何もできていないなと思ったのがきっかけ。それまで大石田には、町おこしをする団体が無かった。町おこしのサークルや団体をつくろうと思った。

【奥山】にぎりばっとは食べてた?
【橋】―私も最初は食べていなかったし、知らなかった。なにかグルメで活動したいとは思っていたが、新しく何かをつくるのではなくて、昔から地元で食べられていたもののほうがいいんじゃないかということで、メンバー内で話していた。メンバーの話から辿っていって、80歳代のおばあちゃんから「にぎりばっと」について教えてもらった。ネーミングのセンスもいいし、一度滅んでしまったので新鮮味もあるということで、復活させようと活動した。始めた当初は、野球のバットしかイメージつかなかったので、野球部をモチーフに「いぎりばっと部」に。

【奥山】つくり方を教わった?
【橋】―そばはどうしても固くなってしまうので、イベントに不向きだった。ただ、大石田の蕎麦屋さんからアドバイスをいただきながら、今のカタチになった。にぎりばっとを売りたいわけではなく、大石田町をPRするために外に出る。そこで少しでも興味を持ってもらって印象に残れるか、お客さんに楽しんでもらえるかということを考えている。

【奥山】テーマソングもつくった?
【橋】―はい。この曲を聞いただけでにぎりばっとの歴史が分かるような内容になっています。
【丸森】―伝統野菜を復刻させたり、守って栽培しているところも多くある。でも、にぎりばっとのように、郷土料理の復活と熱い想いのある曲があるのはすごいと思う。

【奥山】いろんな人を巻き込んで楽しいことをされている橋さんですが、今悩みはある?
【橋】―若者団体としてスタートしたが、家庭環境が変わったり、仕事環境が変わったりでメンバーが減少していった。このままだと活動の継続は難しいなと思っている。ただ、去年から小さい子からお年寄りまで参加できるようなまちづくり団体にしていきたいと思っているので、いろいろな講演会を企画している。大石田町は人口7千人の街になってきている。お祭りの実行委員会や、消防団など掛け持ちしている人も多い。なかなか人を集める、どう巻き込むかが課題だと思う。
【丸森】―私も同じような感じ。なかなか自分の時間が取れない。細かいのも含めると10ぐらいの団体に所属している。次世代を担う若者が自分の仕事にしっかり時間を割けることを考えていかなければならないと思う。
【橋】―地元の人だけにとらわれるのではなくて、大石田や私たちの活動に興味がある人は町外からも受け入れられるようにしている。

【奥山】さらなる目標は?
【橋】―「にぎりばっと」という柱はあるが、テーマソングをつくってみたり、そばシリーズなどに枝別れしていくのは面白い。そのあたりを色々な人に伝えて、街づくりなどに興味を持ってくれる人を増やしていきたい。また、そういう人たちを応援できるようになっていきたい。
【丸森】―曲の振りつけもあるといいかもしれませんね。
【橋】―そうなんです。今それを考えていて、誰に振りをつけてもらうか探している段階です。
【丸森】―子どもに振りを考えてもらうのもいいかも。それが将来のにぎりばっと部につながるかも。

【奥山】これからチャレンジしたいと思っている若者にメッセージを。
【橋】―私もそうだったが1歩踏み出すことは怖いもの。ただ、それを恐れず踏み出したことによって、今まで見えなかった景色が見えたりする。自分ひとりだと怖いけど、2人だと怖くないかもしれない。仲間も増えてくる。なんでもチャレンジしてほしい。



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