YBC山形放送
テレビ ラジオ アナウンサー イベント・プレゼント イベント・プレゼント 県内ニュース 会社情報 山形新聞
 


9月のテーマ「ひきだす人」
○9/10放送
【9月ゲスト】
天童アートロードプロジェクト 代表 芳賀 一彰さん
【プロフィール】
宮城県南三陸町出身。東北芸術工科大学大学院洋画領域修了。県内高校の美術科講師。専門は油絵。ウサギやネコなどの動物をモチーフにして、見るとつい笑ってしまうユーモアあふれる作品を制作している。最近は、フィギュアやラインスタンプなど、多様な表現を模索している。専門性を深めつつ、アートの持つ面白さをたくさんの人に感じてもらいたいとワークショップも開催している。
メインパーソナリティー:奥山知寿子さん
9月キーマン     :イシザワ エリさん
9月ゲスト      :芳賀 一彰さん

「遊びが大切」

 【奥山】宮城出身の芳賀さんはイシザワさんと一緒に天童アートロードプロジェクトで活動されています。芸工大で油絵を学んでいて、山形に残ろうと思ったのは?
【芳賀】―もともと、廃校利用のプロジェクトがあり、地域の人と一緒に活動してみて、地域の人のなかにも得意なことを活かして楽しく生活している人がいっぱいいた。もっとこのような人たちと活動をしたいと思うようになった。イシザワさんと一緒に何かやっていきたいと思った。

【奥山】芳賀さんは、とても優しい雰囲気の方なのに、作品を見せていただくとインパクトがある作品ですね!不気味な雰囲気も・・・(笑)
【イシザワ】―歪んでますよね(笑)
【芳賀】―動物をモチーフに絵を描いているのですが、一度粘土で動物を作ってから、それを好きな形に歪めて、見ながら油絵にしていくという方法です。
    もともと自画像を描いていたのですが、蛇口に映った歪んだ顔をたまたま見た時にクスッと笑える感覚があって、それを絵に表現できないかと思った。
【イシザワ】―歪んでますよね(笑)いつもニコニコ笑っているんですが、その手に持っているのは「えっ?」と思うような作品ばかりです。

【奥山】天童アートロードプロジェクトは6年目。学校で教えるだけではない活動がしたかった?
【芳賀】―田麦野(天童)で経験したことでいうと、うさぎを実際に狩る人に自分の描いたうさぎの絵を見せたときに「脚がすごくリアルだ」と褒められたことがあった。その感想がすごく新鮮だった。専門の人の話だけでなく、いろんな人からの意見で制作がしたいと思った。初めは自分たちの専門を活かしてどのように地域の人と関わるべきか、どう伝えていくべきかは試行錯誤だった。丁寧にかかわりたいと思うと、時間がかかったり、自分の制作の時間を割いてまでということもあるので、そこは葛藤がある。
【奥山】その葛藤の中からでもひとつずつやっていくことが、今、それから今後につながっていくことになるかもしれませんね。

【奥山】芳賀さんは山形に暮らして何年?山形の印象は?
【芳賀】―かれこれ15年です。居心地が良く、食べ物も美味しいし、温泉が近くにある。なにより、人が魅力的で仲間や地域の人にも協力してもらっている。すごく話をよく聞いてもらっている。
【奥山】県民性の違いもあると思いますが
【芳賀】―同級生の印象として、面白い人がいっぱいいるし、目がキラキラしてると思った。

【奥山】「山形はもっとこうだったらいいのに」と思うことは?
【芳賀】―山形はアートプロジェクトが県内色々ある。お互いに刺激しあったり、つながったりすることができればもっと面白くなるのかなと思う。
【イシザワ】―こんなにそれぞれの地域で、展覧会やプロジェクトが行われている県で少ないと思う。それを全体を俯瞰でみられるような機会や、やっている人が交流できるものがあると面白いと思う。
【芳賀】―必ずつながらなければというわけではないが、お互いに交流する機会があればもっと大きなものが生まれると思う。
【奥山】次のステップにつなげられればということですね?県内各地いろいろな活動団体がありますからね!
【イシザワ】―同じことをやらなくちゃいけないわけではなくて、それぞれがしっかり活動しているのを届ける人だったり、見せ方ができれば山形の面白さ・山形のカタチになるのではないかと思う。

【奥山】今後こういうことしたいというものは?
【芳賀】―少しずつ天童から外に出て、つながっていければと思う。
【イシザワ】―南三陸の友人が活動を見に来てくれたりもしている。自然につながりができればいいなと思う。

【奥山】これからDIVE(挑戦)する人に向けては?
【芳賀】―好きなことを徹底的にやってみることが一番だと思う。
【イシザワ】―私が考えすぎて悩んでいる時に「よく遊べ」って言われます。「遊んでないかだよ」って(笑)
【奥山】遊びって大切ですか?
【芳賀】―メンバー同士でもよく言うのですが雑談だったり、遊んでいるときに素の本音が出てくるのかなと思う。真剣な話も大事だけど、その遊びのなかで見つかるものもたくさんあると思う。

【奥山】学生のみなさんは「勉強」で成績のことを気にすると思うけど、学校の勉強だけでなく、このような活動を通して感じてほしいという芳賀さんの思いが伝わってきました。

 


ぷにゅん屋さん ぷにゅんシアター 試写会・プレゼント おすすめイベント イベント情報